昭和の店に惹かれる理由 / 井川直子(著) / ミシマ社
¥2,090
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その、なんか正しい感じに私は憧れる
普段、表に出ることのない10軒の名店の人々。
「サービス」では永久にたどりつかない何かを探った。
昭和の時代をつくってきた人々の、そしてそれを継ぐ者たちの、技・心・そして… 時代とともに消えゆこうとするその灯火を丹念に追った、著者渾身のノンフィクション。
好評ロングセラーとなった『シェフを「つづける」ということ』に並ぶ名作、誕生。
※修正情報
本文中の記載に、次のとおり誤りがございました。
269ページ9行目 (誤)茶屋 (正)茶室
訂正し、謹んでお詫び申し上げます。 編集部
目次
第一章 とんかつ とんきの「型」
第二章 シンスケの「距離」
第三章 鶴八の「窓口」
第四章 尾張家の「ならぬ」
第五章 鳥福の「狭」
第六章 天ぷら はやしの「不器用」
第七章 スヰートポーヅの「逆行」
第八章 田楽屋の「主張」
第九章 カフェ・ド・ランブルの「異端」
第十章 BAR ル・ヴェールの「非合理」
【著者プロフィール】
井川直子(イカワナオコ)
1967年、秋田県生まれ。フリーライター。レストラン取材のほか、主に料理人、生産者など「食」と「飲」まわりの人々、店づくりなどの記事を雑誌・新聞等に寄稿。『dancyu』『料理通信』『メトロミニッツ』など連載多数。著書に『僕たち、こうして店をつくりました』(柴田書店)
(ミシマ社HPより)
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コンセプトとか、スタイルとか、ブランディングとか
時代が変われば「まなざし」や「姿勢」といった言葉も
別の言葉に取って代わられるのかもしれませんが
その変換によってこぼれ落ちてしまった微細なところに
覚悟があり、美意識があり、経年変化があり、
それが誰かにとっての居場所になるということをこの本を読んで合点しました。
【 商品情報 】
昭和の店に惹かれる理由
著者:井川直子
判型:四六判並製
頁数:280 ページ
発刊:2017年01月28日
装丁:尾原史和(SOUP DESIGN)
井川直子さんの著書「不肖の娘でも」(リトルドロップス)もぜひ。
https://cokokoronet.thebase.in/items/47639393