いま、地方で生きるということ / 西村佳哲(著) / ミシマ社

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3・11の震災以降、日本中の誰もが、「住み慣れた地」を離れる可能性について向き合わざるをえなくなった。
東京出身の著者は、以前から「どこで生きてゆくのか」というテーマを抱えていた。
が、今回の震災を機に、地方で生きることの意味もまた変わった。
そうした思いをもとに、この5、6月に東北・九州を取材してまわった著者は、そこで何を訊き、何を感じたか・・・。
「どこで暮らし、どんなふうに生きてゆく?」
「都市」に対する二項対立ではない、「地方」とそこに生きる人をとらえる、本邦初の本。


<目次>

1 東北行
自然学校とは?
北上川の河口へ
「自分のおるところで生きている」
「人間の自由度の量の問題ですね」
「秋田を肯定したいし、肯定されたい」 etc…

2 九州行
福岡
酒井咲帆・写真展『いつかいた場所』より
「”住む”こと自体がひとつのまちづくりだ」
鹿児島 「生物的な直感知や本能は大事にした方がいい」 etc…

3 あとがきにかえて
お金が要る、という重力
「自分たちの場所を自分たちでつくってゆくこと」 etc…


【著者プロフィール】
西村 佳哲(ニシムラ ヨシアキ)
1964年、東京生まれ。武蔵野美術大学卒。建築設計の分野を経て、つくること・書くこと・教えることなど、大きく3種類の仕事に携わる。デザインオフィス、リビングワールド代表。多摩美術大学、京都工芸繊維大学非常勤講師。働き方研究家としての著書に『自分の仕事をつくる』(晶文社/ちくま文庫)、『自分をいかして生きる』(ちくま文庫)、『自分の仕事を考える3日間 Ⅰ』『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』(以上、弘文堂)、『かか わり方のまなび方』(筑摩書房)など。

(ミシマ社HPより)


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【 商品情報 】
いま、地方で生きるということ
著者:西村佳哲
判型:四六判
頁数:280 ページ
発刊:2011年08月11日
装丁:尾原史和(SOUP DESIGN)

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