インタビュー / 木村俊介(著) / ミシマ社

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えんえんと、えんえんと、えんえんと、
訊(き)く。纏(まと)める。

下準備、節度などの基本から依頼の仕方、聞き方などの技術までを網羅。
その上で、「インタビューにはなにができるか」という可能性を探る。

インタビューとはなにか。
インタビューになにができるか。
インタビューをし続けていると、人は「誰」になるのか?

インタビューとはなにか。
この問いを出発点に、著者は途方もない旅に出る。
「道具」としての便利さ、使い方を懇切丁寧に伝えたあと、新たな問いを自らに課す。
−− その道具を使い続けると、世界や社会がどのように見えてくるのか。「帰ってこられない」危険を感じつつ、「捏造や支配」が横行する現代において、インタビューだけが果たせる役割を見出していく。「植物的」とも言えるスタイルで綴られた異作ノンフィクション、ここに誕生。


【著者プロフィール】
木村俊介(キムラシュンスケ)
インタビュアー。1977年、東京都生まれ。著書に『善き書店員』(ミシマ社)、『料理狂』(幻冬舎文庫)、『仕事の話』(文藝春秋)、『漫画編集者』(フィルムアート社)、『変人 埴谷雄高の肖像』(文春文庫)、『物語論』(講談社現代新書)、『「調べる」論』(NHK出版新書)、『仕事の小さな幸福』(日本経済新聞出版社)、聞き書きに『調理場という戦場』(斉須政雄/幻冬舎文庫)、『芸術起業論』(村上隆/幻冬舎)、単行本構成に『西尾維新対談集 本題』(講談社)、『海馬』(池谷裕二・糸井重里/新潮文庫)、『ピーコ伝』(ピーコ/文春文庫PLUS)、『イチロー262のメッセージ』シリーズ(ぴあ)などがある。

(ミシマ社HPより)


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この本を読みながら「なにをやるのか」から「誰になるのか」へかかる橋を歩いているような感覚でした。インタビュアーだけでなく、多くのものづくりに関わるひとたちが共鳴する足音のように思います。


【 商品情報 】
インタビュー
著者:木村俊介
判型:四六判並製
頁数:336 ページ
発刊:2017年05月20日
装丁:寄藤文平(文平銀座)

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