岩とからあげをまちがえる / 大前粟生(著) / ちいさいミシマ社
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「えらい。ゴージャス。 みちこちゃんがいちばん天才。 だいじょうぶだよ。」 大前粟生、物語の世界を大疾走。 100の小説と絵からなる、最新書き下ろし超短編集。 ちょっと奇妙で賑やかなみんなの暮らしがここに。
(ミシマ社HPより)
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日々のなにげない出来事から、不思議な展開が生まれる。
「ギターみたいな犬が歩いてくる」(p.56)
「ジャンプしたら、見える雲のかたちがちょっと変わる」(p.108)
「電気屋さんのたこ焼き器のなかに指輪が忘れられている」(p.114)
人生に本筋があるとしたら、そこから離れて、ものすごく遠くへ来てしまった気がする、39歳の夏。
どうしてくれよう。息子に聞いてみたい。
【著者プロフィール】
大前粟生(オオマエ アオ)
1992年生まれ。小説家。京都市在住。著書に短編小説集『のけものどもの』(惑星と口笛ブックス)、『回転草』『私と鰐と妹の部屋』(以上、書肆侃侃房)、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(河出書房新社)がある。
【 商品情報 】
『岩とからあげをまちがえる』
著者:大前粟生
判型:四六判変形並製
頁数:216 ページ
発刊:2020年12月15日
装丁:佐藤亜沙美