2025/06/20 22:47



|6月1日(日)
息子の運動会へ。カメラを向けると照れた表情で視線をそらすようになった息子。ここ最近、とうちゃんべったりからの自立(?)だろうか。ちょっと前までは自分が息子よりも後に帰宅すると玄関で迎えてくれて、「おかえり~」と言いながら、とうちゃんの腕の中へ飛び込んできて抱っこするという流れがあったけれど、いつからかそれもなくなり、急に腕の内が寂しい。フフフ…
かあちゃんとばあちゃんは別の用事があり、お昼は息子と自分、妹と姪っ子と甥っ子と一緒にスシローへ。激込み。スシローへ行ってラーメンを食べている君たち(妹、姪っ子、甥っ子、息子)は何なのだ。つられて自分も注文してしまったけれど。


|6月2日(月)
靴とサンダルの原価計算を改めて。Chat GPTが年間200足の靴を製造するなら靴の平均単価を10万円前後に、原価率を15%前後に収めるべきだという。そしてもっと作家性を出すために自分をブランディングするべきだという。すごくまっとうかもしれないが、君とは友達になれない。でも、いろいろ調べてくれるので会話の最後にはありがとうは言うようにしている。そうすると「どういたしまして」と返答が来て、続けて「体調など崩さないようにね!」とこちらを案ずる言葉をかけてくれる。友情が芽生えそうな気がする。


|6月3日(火)
業者へ発注。今月から法人用のクレジットカードをつくったので、これからは仕入れのほとんどの支払いをこのカードでしてゆく。新しい会計ソフトもインストールして、ネットバンキングとクレジットカードを連携して、仕訳帳の書き方や証憑管理の仕方も税理士さんから教わる。後厄のせいか、税理士事務所へ行くとパソコンの起動が遅くなる。なにかと都合が悪くなると「後厄なので…」ということにしている。


|6月4日(水)
午前中、求人情報の取材1件と空き家取材1件、午後も求人情報の取材1件。取材へ行く先々でコーヒーが出てくる。当たり前のように。有無を言わせずコーヒー、ホットコーヒー。初対面の会社へ伺って、コーヒーが苦手なことをどのタイミングで言えばいいかわからない。会社に訪問して受付で「○時からアポイントメントをとってます、ムロネと申します。コーヒーは苦手です」のタイミングか。いや、早すぎる。じゃあ、名刺交換のときか。いやそのときはすでに事務の方が給湯室でコーヒーの用意をはじめているだろう。個人的には日本茶大歓迎なのに今はもうコーヒーを出す方が手軽なのだろうか。急須を洗うのが手間ならティーバッグの日本茶でもいいのですよ。白湯でもいいのですよ。コーヒーをどこで断るのがよいのか、絶妙なタイミングを知っている方がいましたらぜひ教えてください。


|6月5日(木)
新作の靴のUmbrellaが進まず。素材の見直しからかもしれない。自分の判断やスタンスなど誰かと話したい。自分の脳内だけでは整理がつかないことが多々ある。最近は美術館や展示会も行けてないもんな。鬱々とするときがある。後厄だからか。なにかにつけ後厄のせいにしている。


|6月6日(金)
業者に発注していたものが在庫切れとのことで届かず。後厄のせいか。


|6月7日(土)
Prime Videoで「チョコレートドーナッツ」を観る。たぶん昔にも観ているはず。覚悟を決めて生きている人たちになぜこんなにも社会は求めるのか、生き方とか心の在り方とか信念とか、わざわざ口にしないといけないのか。血圧あがるわ。


|6月8日(日)
ガソリンが167円/リットル。久々に60円台を見た。いつだったか福島県の矢吹のガソリンスタンドは154円/リットルだった。そういえば父が亡くなってから父の実家の福島へ行けていない。父の宅墓もまだ用意できていない。スマホの写真フォルダをスクロールして遡っていて2024年の1月のフォルダを越えるとき、いまだに心臓が締め付けられるような感覚がある。2023年の自分たち家族のそばには当たり前のように父がいて、まだみんな父がいなくなることを知らない。僕は暢気に父の後ろ姿の写真なんかを撮っていた。


|6月9日(月)
おふくろが白内障の手術を受ける。目が見えながら手術を受けるってどんな感じなのか想像がつかない。サングラスはかけるのは気恥ずかしいけれど紫外線が白内障の原因のひとつだったりするらしいので今年は自分もサングラスをかけたい。今月自分の誕生日があるけれど、誰かサングラスを買ってほしい。紫外線とブルーライトを両方カットするやつがいい。ときどき息子が誕生日プレゼントの探りを入れてくるのでおかしくて笑ってしまう。息子からしたら誕生日プレゼントと勘付かれないようにさりげなく聞いているつもりなのかもしれないがバレバレである。が、気づかないふりして付き合っている。


|6月10日(火)
術後の検査でおふくろを眼科へ送る。近くのマクドナルドで時間をつぶして待つ。本を持っていったけれどYouTubeでバドミントンの練習動画を見ていたらあっという間に1時間は経ってしまう。おふくろの術後も順調のようでなにより。にしても眼科って待つよね。


|6月11日(水)
午前中、制作で、午後、税理士へ。夜は求人情報の記事を書いている。


|6月12日(木)
おふくろを眼科へ送ってゆく。また近くのマクドナルドで時間をつぶす。7月末納品の靴の製作も進んでいる。少し早めに納品できるかもしれない。


|6月13日(金)
夕飯に春巻きをつくる。春巻きと餃子のときだけビールを飲んでもいいと自分に決めている。靴のサンプルを試作するときは必ず左足で製作するのも決めている。みなさんも自分だけのマイルールってありますか。


|6月14日(土)
迷わずに、Go! Do!


|6月15日(日)
隣組の清掃活動。その際に公民館の修繕をしてゆく話になる。これまでも年に2、3回の話し合いのときにしか使用しない公民館は解体するべきか、保存するべきかで話をしてきたけれどその度にうやむやになり結論が出ず。今回も結局、解体/保存の結論は出さずに“とりあえず”屋根の修繕をすることだけが多数決で決まった。長い目で見て物事を考えずに、目先の“とりあえず”をやり過ごして、結論を先送りにしてゆく姿勢はどうにかならないのだろうか。先代から受け継いだ公民館ではあるけれど、いよいよ公民館の必要性がなくなってきた昨今の状況を鑑みて自分たちの世代(70代の方々)で幕引きを決断しよう、とはならないのだろうか。その世代の人たちが決断しないと、もうあとは公民館をほとんど使ってきていない僕ら世代や新しく組に入ってくれた人たちに解体だけを押し付けることになるのだけど。
息子がバドミントンの試合で初勝利。晩御飯は息子のリクエストで「ラーメン大学」へ。祖父が好きだったラーメン屋。


|6月16日(月)
学校の宿題をしている息子が練習している漢字がだいぶ難しくなってきた。最近は「旗」という漢字を書いていて、そういえばここ20年くらい「旗」って漢字を書く生活から自分は遠くに来ていたなと思う。「旗」って意外と書くとこういうかたちをしてたんだね、という発見もある。息子が書く「健康」の「健」が10個中1個くらいの割合で達筆になる。バランスがとりやすい / とりにくい漢字ってあるよね。


|6月17日(火)
西小山にある器と暮らしの道具の店Parqueのオーナー夫婦とテレビ電話会議。7月に革サンダルの販売と革靴の受注会をするのでその打ち合わせ。オフィシャルな告知は7月に入ってから。告知用のフライヤーもすてきなものになりそう。夏の暑い時期に履物の販売や受注というのはハードルが高いのかもしれないけれど、秋から履けるよ、という売り文句で押してゆきたい。Parqueのおふたりに初めてお会いした頃の記憶を遡ってもまったく覚えてない。会話中、気を抜くと「社学の誰々先生って覚えてる?」と大学の頃の友人たちに話すような言葉をかけそうになる。


|6月18日(水)
AR Pieceの矢島さんご夫婦と昼食。八番館が臨時休業で、大芝の味工房も休みで、近所のカフェも休みで、結局ソースカツどんの青い塔へ。昔、青い塔のソースカツ丼は陶器のどんぶりに山盛りのキャベツとご飯、その上にふたが閉まらないくらいのソースカツがのっていたけれど、今はずいぶんトーンダウンした感じで残念ではある。うちは近所なのでよく出前してたこともあって、家族でマージャンしながら青い塔のカツ丼をとろうなんてことをしていた(不良家族である)。そんないい思い出があるからこそ、今の青い塔にも頑張ってほしいという勝手なエールがある。お客さんなんていつも勝手なのさ。でも、それが店を支えてくれている。
お昼の後、話が盛り上がり、そのまま矢島さんのお宅兼事務所へお邪魔して、これまでの仕事のことやこれからのことなど話が聞ける。学生時代、僕はどちらかというと後輩に好かれる方で先輩と呼べる先輩はいなかったけれど、矢島さんは数少ない先輩になりそう。いや、今日の話を聞きながら先輩確定である。プロダクトデザイナーの光さんとプロジェクトマネージャーの佳代子さん。プロダクトという時代性が反映されやすいアイテムの世界に身を置きながら、人々が心地よく感じるものの普遍性を探り、そこに自分たちの個人史をもって介在してゆく。売れるとか売れないとかの話以前に、わたしたちがつくる意味がそこにはあるのかという自問自答。それは個人活動の醍醐味だ。ちょっと製作に鬱々としていたのでよい気分転換になった。


|6月19日(木)
学校から帰宅した息子のスイミングバッグから水着を出して洗濯。夕方に物干し竿にかければ夜には乾く。カルキの匂いが残る水着を手洗いしながら夏だなぁとしみじみする。


|6月20日(金)
息子がここ最近ハンドスピナーを自作するのにはまっている。先日初めて箕輪にできた大きなホームセンターへ行ったがあまりの品揃えに親子で感嘆して2時間ぐらい店内を回っていた。これはどう使う道具か?こんな道具もあるのか?このクオリティ、エグい。そんな会話をふたりでしている。夜食と寝袋を持参して、一晩中店内を回りながら工具について語りつくしたい。そんなツアーがあったら絶対申し込むと思う、親子で。息子はこのホームセンターへ行くのが楽しすぎて前日の夜から入り口に並ぼうという(笑)。
この間、車の助手席に乗っていた息子がだしぬけに「早く子育てしたいな」という。まだ9歳の君がなんでだよ!?と聞くと「とうちゃんが子育て楽しそうだから」と返事をする。その瞬間、プライスレス。


|6月21日(土)
息子のバドミントンの練習に参加。明日も練習があると思うと極力体力を抑え気味。弱気な大人ですみません。展示会も控えているし、納品の靴製作もあるし、絶対にケガだけはできないと思う。慎重に身体を動かす。


|6月22日(日)
終日息子のバドミントンに付き合う。午前中はバドミントンクラブの親子交流会ということで椅子取りゲームをしたり、バドミントンのルール説明会があったり、親子でペアを組んでダブルスの試合。親子のダブルス戦では我が家は完敗。息子はときおりバドミントンの動きになってきている。手首や腕の力がないのでシャトルに押し負けてしまうのが課題。自分は運動不足で足がもつれる。昔、バスケで何度も捻挫してきたせいもあって疲れてくるとつま先があがってこなくてつまずく。いつかちゃんとリハビリというか筋力をつけていかないと老後歩くのがしんどくなるのは嫌だなと思う。身体を動かすなら気温があたたかいうちの今から10月頃までの約4ヶ月かなと考えている。


|6月23日(月)
起床して筋肉痛。朝食の支度をした後、メール返信などの事務作業。朝食を食べて息子を送り出すと午前中の作業の準備。8時頃におふくろを眼科へ連れてゆく。今日はもう片目の白内障の手術。眼科へ送り届けてから自宅へ戻り、手縫い1足と底付け2足。底付けの接着剤が乾くまでの時間を使って、業務委託されているポータルサイトの編集と更新作業。おふくろから連絡が来て眼科へ迎え。午後は仕上がった靴の検品など。そうこうしていると息子が帰宅し、宿題をみているとバドミントンへ送ってゆく時間。夜はもろもろの事務作業の予定。


|6月24日(火)
7月下旬納品の靴が4足仕上がる。残り4足も仕上げてゆく。息子が2本目のバドミントンのラケットが欲しいという。試合中ラケットのガッドが切れると困るから2本目のラケットを用意しておくという。だからバドミントンのバッグには2,3本のラケットが入っているらしい。息子はヨネックスのラケットがいいという。“みんな”が使っているから…と息子は言うが、だいたい3人か4人以上の人間になると息子は“みんな”という。そりゃ世界が狭すぎないか?ばあちゃんが誕生日プレゼントとしてラケットを買ってくれるということで息子、テンション爆上がり。そのモチベーションが続いてほしいものです。


|6月25日(水)
秋に開催されるクラフトイベントの応募用紙を書き上げて提出する。この後、この応募用紙で選考されて出展の可否が決まる。この間、税理士さんにイベント出展は選考があってスケジュールが決まるという話をしたら「そんな仕組みなんですねぇ!」と驚かれた。「全部落ちてしまったらどうするんですか?」「全部出られないだけです」「なにか受かるための対策みたいなものはあるんですか?」「う~ん、受かれば縁があったってことですかね」自分の仕事の取り方がすごくフワフワしているような気がした。どんどん営業をかけて靴を受注する機会をつくりたいのと、そんなに仕事をとってきてもひとりでやっているので製作が追い付かないという心配と。でも、まぁ、制作が追い付かないというのは、そのときになったら心配すればいいか、とも思って、来年の予定はけっこう強気で入れている。後厄も終わるし、何とかなるでしょう。


|6月26日(木)
42歳の誕生日。誰の?僕の。数えだと43歳。ヴィンス・カーターは43歳まで現役を続けていたことを考えるともっとアグレッシブにいけるはず。こういったある有名なスポーツ選手や偉人の年齢と自分の年齢を照らし合わせて、もっとできるはず、負けてはならないと思ってしまう単純さがどこまでも中二病的な発想だと思う。なんとかしてほしい。43歳現時点では治っていない模様。


|6月27日(金)


|6月28日(土)
バドミントンの練習後、息子とばあちゃんとかあちゃんと自分の4人で息子の2本目のラケットを買いに行く。1本目はお店のひとに勧められるままに購入したBabolatのラケット。初心者向けのラケットでヘッドヘビー、3U。正確なストロークをしたい人向けのラケットらしい。息子はこのあたりのラケットの性能やうんちくに細かい。ネットで調べてはこれがいいとか、よくないとかぶつぶつ言っている。僕なんか40年前に発売されたヨネックスのラケットがブックオフ売られてたのを買って使っているような人間だから、ラケットの性能うんぬんよりも使う人の実力だと思うけれど、息子はラケット性能に強いこだわりがあるよう。まぁ、自分が納得しているラケットが使えると気持ちはあがるよね。自分もバスケをしていたときはAIR JORDANのバッシュが履きたかったことを思い出した。息子が2本目のラケットとして選んだのはヨネックスのアストクロス22RX。2Fだからめちゃくちゃ軽い。空気を持ってるかと思ったわ。ばあちゃんが息子の誕生日プレゼントとして買ってくれた。どさくさに紛れてリストバンドやガットまで買ってもらうちゃっかりぶりを発揮した子と父だった。これからまた息子のバドミントンも楽しみだ~。


|6月29日(日)
左耳がおかしい。耳鳴りがする。息子や甥っ子が話をしていて、ある高さの音を発するとキーンというような金属音が耳の中でなる。耳のなかがずっとキーンと音が鳴っているときもある。夜、布団に入ってあたりが静かになると耳のなかがうるさすぎて眠れない。扇風機をONにしてモーターがなるとキーンという音が緩和される。なかなか寝付けず、寝るまでに1時間半もかかった。耳のなかはうるさいけれど、最後は疲れて意識が飛ぶように寝た。


|6月30日(月)
朝4時に起きて朝食の準備をしながら一日の予定を立て、5時頃から畑で草むしり、その後に裏庭の木の枝も切る。この時期は日中が暑くなるのでなるべく涼しい早朝の時間帯に作業をしたい。6時に家に戻ってシャワーを浴びて朝食をとる。息子を学校へ送り出してから、プレハブでサンダル製作。ミシンのカマのネジが壊れているので縫製はできず、それ以外の作業を進める。明後日くらいには新しいネジが届く予定。革の裁断や中底の成型を進める。昼飯後にちょっと昼寝。起きてから年金と市民税、健康保険を支払いにコンビニへ。こんなに支払っているのにねぇ、なんだろねぇ。すっきりしないお金の使い道である。その後、パソコンで事務作業。今17時15分。これから息子をバドミントンへ送ってゆく。夜は領収書をスキャナで読み込んで会計ソフトに保存したり、求人情報の記事を作成したり、事務作業。明日から7月。2025年の残りの半分がスタート。あ、今年初のナス1本とミニトマト1個が収穫できた。







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