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2022年5月10日
たくさん蛙が鳴いている
May 10, lots of frogs croaking.

富岡駅から海までの土地は、津波に流されてほとんど何も残っていない。
この木はたぶん生き残ったのだろう。夏草が茂って蛙の楽園になっていた。
The land from Tomioka Station to the sea was swept away by the tsunami, and there’s almost nothing left. This tree probably survived. It became a paradise for fogs, with thick summer grass.

書籍「From Tokyo わたしの#stayhome日記 2022-2023」に収められている作品の「直筆サイン入り複製原画」です。


今日マチ子さんが戦争を描いていた「ぱらいそ」では雨を表現する線がもっと長くて、線にスピード感があった。静けさの中にサーッと途切れなく続く、冷たい雨の音が聞こえた。この絵に描かれている雨の線は短く、温かい、大地に歓迎されている雨。夏草の匂いも漂ってきそう。


【 仕様 】
・額サイズ: 218mm×218mmの正方形
・高品質を追求した印刷方法：キャラファイングラフは、インクに圧力や熱を加えて「微粒子」に変えて直接紙に噴き付けて印刷しているので網点（ドット）がなく滑らかな印刷面です。チラシなどに使われているスクリーン印刷やオフセット印刷、レーザープリントではなく 高品位美術印刷を採用しており、大量印刷のものとは一線を画しています。耐光性・演色性に優れ高品質を長くお楽しみいただけます。


【 PROFILE 】
今日マチ子
東京都出身。東京藝術大学、セツ・モードセミナー卒。自身のブログで、ほぼ毎日更新している1ページのショートマンガ『センネン画報』が単行本化され注目を集める。2005年に第1回「ほぼ日マンガ大賞」入選。2006年と2007年に『センネン画報』が文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に2年連続で選出。2010年に『cocoon 』、2013年に『アノネ、』がそれぞれ、文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に選出。2014年に『みつあみの神様』で手塚治虫文化賞新生賞、2015年に『いちご戦争』で 日本漫画家協会賞大賞（カーツーン部門）を受賞。その他の作品に『みかこさん』『かことみらい』『U』『5つ数えれば君の夢』など多数。


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