白瓷高坏 / WT-15 / 渡邉大和
¥3,850
SOLD OUT
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お正月などお酒の席でテーブルの上を華やかな印象にしてくれる高坏。
僕の個人的な記憶ではお雛様のお飾りとして初めてその存在を知りました。お雛様の歴史は平安時代くらいからはじまると聞いたことがあるので既に高坏はその時代にはこの形状で存在していた。どちらかというと供物を載せるものだったらしいので、時代に合わせての変遷があったのでしょう。
器として歴史の長い高坏ですが、現代の暮らしの中で使おうとすると、どんなことができるでしょうか。個人的には2年参りや初詣で振る舞われる甘酒がちょうどよいサイズ感かなと思います。あとはゴブレットとして使って、アイスやシャーベットを盛ってもいいかもしれません。寒い季節にあたたかい炬燵に入って食べるアイスってなんであんなにおいしいのでしょう。
艶消し釉のは、メタルマークといって金属製カトラリーの擦り跡が付きやすい性質です。気になる方は木製カトラリーの使用をお勧めしています。
【 仕様 】
素材:炻器土(磁器質陶土)
サイズ:H 約8.5cm × W 約7.8cm
容量:約100ml(約8分目)
(個体差がありますのでサイズ表記・容量は目安です)
【 PROFILE 】
渡邉大和
1985年 愛知県名古屋市生まれ
2010年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
2018年 岐阜県瑞浪市にて独立
2022年 岐阜県八百津町に移転
中国古陶磁に倣い、民藝思想に影響を受け、岐阜県八百津町にて作陶。
土や釉の美しさを引き出し、現代生活に寄り添う器づくりを目指しています。
【お取り扱いについて】
・目止めは不要です。白瓷、焼締めの物も細かい土でよく焼きしまっており、吸水性も非常に低いです。
・軽い温め程度ならば電子レンジは可能です。レンジ調理や加熱のし過ぎ、部分加熱、急熱急冷は割れの原因になります。オーブンや直火は不可です。常に割れるリスクがあるとお考えください。
・食洗機は白瓷、焼締め共に使用可。白陶は非常に柔らかい土なので使用不可。基本的には手洗いをお勧めしています。
・釉について
天然木灰を媒溶剤として使用しているので、自然な着色があります。それにより同じ作品でも個体差がありますのでご了承ください。
・「白瓷(シラシ)」は、愛知県瀬戸の炻器土(磁器質陶土)をベースに2種類の土をブレンドし、電気炉で焼成しています。釉垂れの物は特に不安定な釉なので、2度3度焼いています。
艶消し釉の物は、メタルマークと言って金属製カトラリーの擦り跡が付きやすいので、気になる方は木製カトラリーの使用をお勧めしています。
・「焼締め」は、岐阜県美濃の白土原土を水簸して製土しています。灯油窯で薪を併用して焼成しています。良く焼き締まっていますが、無釉ですので油ものや漬物等色素の強いものは器にシミが残る場合がございます。経年変化も含め、器の景色としてお楽しみいただけましたら幸いです。
・「白陶」は、岐阜県美濃のもぐさ土を使用し、電気炉で焼成しています。志野茶碗に使われる土で、手取りも軽く柔らかい雰囲気が良いですが、物理的強度が低いのでお取り扱いの際はお気をつけください。
【 ご購入の前にご一読ください 】
商品写真は撮影時の状況により実物と若干違った色合いを示す場合があります。
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